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女子大生 刃物で13回刺して自殺?

2012年06月22日
【新唐人2012年6月23日付ニュース】最近、中国の河南師範大学のキャンパスで女子大生が刃物で13回刺され、死亡する事件が発生。一方、警察当局は学業の圧力による自殺だと断定しました。これに対し、女子学生の両親は納得がいきません。
 
今年21歳のこの女子学生は河南師範大学新聯学院で観光管理学を専攻。両親によると、性格が明るく、成績や品行も優れていたそうです。突然の自殺には納得がいきません。
 
父親によると、6月10日午前10時過ぎ、大学側からの電話を受け、午後5時に大学に行ったそうです。そこで、娘が当日の早7時に教師宿舎の近くで死亡していたと知らされます。母親はその場で気を失いました。
 
女子大生の母親 張さん
「娘の死は怪しいです、絶対怪しいです」
 
女子大生の叔父
「腕に2箇所、足に5箇所、首に6箇所、全部で13箇所でした。首の致命的な傷はこんなに深かったのです。どんな刃物を使ってこんなに深く刺せたのでしょうか?喉にまで至っていました」

地元警察の事件担当者は河南テレビに対し、刑事専門家と法医学者の鑑定の結果、女子学生は試験の圧力による自殺であると初歩的に断定したと述べました。
 
河南省中牟県刑警大隊事件担当責任者
「市公安局と我々が結論に至った根拠は充分で、自殺に属します」
 
我々は地元公安局の各部署に電話をかけましたが、いずれも通話中でつながりませんでした。20日朝、大学と電話がつながりました。
 
大学職員
「事務所です」
 
記者
「学生の自殺事件はどこに聞けば良いのですか」
 
大学職員
「大学宣伝部が説明します」
 
記者
「学生はなぜ自殺したのですか」
 
大学職員
「これに対しては何も釈明しません。公安機関が解決しますので」
 
情報によると、女子学生は死亡前日、午後には父親、夜には弟と通話。そのときは何の異常も感じなかったそうです。
 
女子学生の叔父
「この子の心理状態が良くなければ、どうして学生会心理サービス部の部長を務めるのでしょうか」
 
一方、警察当局による自殺と断定した証拠の提示は何一つないそうです。女子学生の家族は“かよわい女の子が自分の身体を刃物で13回も刺すことは、果たして可能なのか”と、疑問を投げかけています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)
 


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